再生医療「脂肪由来幹細胞(ASC)治療」についてASC

再生医療「脂肪由来幹細胞(ASC)治療」とは

概要

脂肪由来幹細胞(ASC)治療とは、再生医療である幹細胞治療の一種で、患者様の腹部から採取する脂肪に含まれる「幹細胞」の力を活用する治療です。
抗炎症作用により痛みを緩和したり、自然治癒が望めない軟骨組織などの修復が期待できる再生医療の一つとして実用化が始まっています。
関節内ヒアルロン酸注射の継続では効果不十分になってきた患者様に腹部の脂肪組織をおちょこ一杯分(20〜30ml)の脂肪組織を採取し、培養センターに送り、そこで分化(変化)できる幹細胞を培養、6週間後に、培養されたご自身の幹細胞を関節内に移植する治療を行っています

再生医療

日本では再生医療等安全性確保法(自由診療の下、臨床研究の枠組みで再生医療を行うための法律)のもと、再生医療等提供計画を厚生労働省に提出し、特定認定再生医療等委員会の審査を経て受理された医療機関が、再生医療を提供できます。
ふどう整形外科クリニックの脂肪由来幹細胞(ASC)治療も、厚生労働省に受理された第二種再生医療等提供計画に準じた内容でご提供しております。

  • 計画番号:PB5190051
  • 計画名:脂肪組織由来幹細胞(ASC)の投与による変形性関節症治療
当院の脂肪由来幹細胞(ASC)治療

当院では、患者様の腹部から採取した脂肪由来幹細胞をセルソース株式会社へ輸送、同社の再生医療センターにて幹細胞を培養します。
専用の培養液にて脂肪由来幹細胞の数を採取時の200〜400倍である3,000万個以上へと増殖させます。
その後、当院へ返送され、患者様に再度ご来院いただき、関節症の患部などに注入します。

再生医療「脂肪由来幹細胞(ASC)治療」に期待できる効果

再生医療「脂肪由来幹細胞(ASC)治療」に期待できる効果

既存の保存治療を定期的に行っても効果を確認できなかった患者様にのみ、再生医療を提供いたします。
既存の保存治療の際に、MRI検査などでひざ関節の状況を詳細に評価します。
本項では、再生医療「脂肪由来幹細胞(ASC)治療」に期待できる効果をご紹介します。

抗炎症作用

脂肪由来幹細胞(ASC)の属する間葉系幹細胞には抗炎症作用があるとされており、炎症に応じて現れるT細胞をコントロールすることにより免疫調節機能を果たしているとされます(*1)。
脂肪由来幹細胞(ASC)は炎症を起こしている部位、例えば変形性ひざ関節症であればひざなど、患部に注入することで炎症反応を鎮めるための中心的な役割を果たすと考えられています。
これらの仕組みによって関節症の炎症が沈静化するに伴い、痛みの軽減が期待できます。

組織修復促進

先述したように幹細胞には他の細胞へと変化する能力(分化能)があります。
幹細胞を採取する部位によってどの細胞に変化するかは差異があるとされており、皮下脂肪から採取される脂肪由来幹細胞(ASC)は骨や軟骨組織へ変化することが期待できるとされています。
よって、変形性関節症などの関節疾患によってすり減った軟骨や骨の再生を期待することができます(*2)。

「脂肪由来幹細胞(ASC)治療」が向いている人とは

対象疾患・部位

脂肪由来幹細胞(ASC)治療は、変形性ひざ関節症をはじめとするひざ関節疾患に用いられます。

治療に向いている方

現在受けている治療では効果を実感できないが、手術は受けたくない

手術に進む前に他の治療を試してみたい

日常生ひざが痛くて歩きにくい。

長年ヒアルロン酸注射を受けているが良くならない。

脂肪由来幹細胞(ASC)治療

こうしたお悩みをお持ちの場合、脂肪由来幹細胞(ASC)治療による効果が期待できます。
当院へ一度ご相談ください。

~ふどう整形外科クリニック再生医療専門LINE~
LINEから質問できたり、再生医療外来の予約が可能です。

再生医療専門LINE

「脂肪由来幹細胞(ASC)治療」のリスク

効果に個人差も

薬剤と違い、人体の脂肪から採取される幹細胞を活用する治療法になるので、生体組織を活用する性質上、効果には個人差があります。 脂肪由来幹細胞(ASC)治療による効果が見込めるかどうかは患部の状態や疾患の進行度などに応じて変わります。まずは診察を通じて効果がありそうか確認しますので、ご興味をお持ちの方は一度お越しください。

再生医療「脂肪由来幹細胞(ASC)治療」の流れ

施術前ひざ関節MRI、施術前採血、心電図などの検査を行い、施術可能と判断した後に予定を組んでいきます。

再生医療「脂肪由来幹細胞(ASC)治療」の費用

ひざ関節
片ひざ1,200,000円(税抜)
両ひざ1,350,000円(税抜)

※参考文献
(*1)秋山謙太郎 et al. 第124回学術大会/シンポジウム3 幹細胞研究の現状と将来展望「間葉系幹細胞の新しい機能 -免疫調節機能としての間葉系幹細胞-」
(*2)飯島弘貴. 日本基礎理学療法学雑誌 第22巻 1 号(2019)「変形性膝関節症におけるメカニカルストレス研究と間葉系幹細胞治療後の再生リハビリテーション」

~ふどう形外科クリニック再生医療専門LINE~
LINEから質問できたり、再生医療外来の予約が可能です。

再生医療専門LINE

pegetop