SYMPTOMS
階段を下りるのが辛い、椅子から立ち上がる時痛む、しゃがみこめない、正座ができない。
安静にしていても仏く何もしていないのに膝が腫れてきた。
スポーツをしていて膝を強く捻った膝のお皿の下が痛む。
膝の痛みの主な疾患
主に成長期の子供が、膝の前部と下部に痛みや、皮膚が赤くなったり、熱っぽさを感じる病気です。この病気は脚の使い過ぎによって起こります。
太ももの筋肉(大腿四頭筋)は膝のお皿(膝蓋骨)を介して膝蓋靱帯として脛の骨(脛骨)にくっついています。膝関節の屈伸する動作を過剰に行なった時に脛の骨に負荷がかかり成長軟骨が剥離してしまった状態をいいます。
滑液包とは腱または筋が骨の上を通るとき、運動の摩擦を少なくするため粘りのある滑液を含んだうすい袋のことをいいます。
激しい運動や圧迫によって滑液包に摩擦が起きると滑液包に炎症が起こることで痛みが生じます。
滑膜ヒダ(たな)は膝蓋骨(お皿)の内側にあり日本人の50%の確率で存在します。棚のような仕切り模様の軟部組織なので「たな」と呼ばれています。滑膜ヒダは人間の進化の過程で発生期の遺残と言われています。
滑膜ヒダが体質的に大きかったり、太い場合運動事に膝の間に挟まったり、突っ張る事により炎症や痛みが起こります。
半月板とは、膝の関節の中にあるC型をした軟骨様の板で膝のクッションの役割を果たしています。
膝は曲げたり、伸ばしたり、捻ったり様々な動きを行います。半月版がその動きを補助しているのですが、反面大きな負担もかかっています。
加齢や激しいスポーツや事故などにより半月板が傷つき、ヒビや断裂した状態を半月版損傷といいます。
加齢に伴い、膝の内側の軟骨やクッションの役割をする半月板がすり減ることで膝の骨(大腿骨と脛骨)が変形する疾患です。
男性より女性に多く日本人の約3人に1人は罹患すると言われています。