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石灰化沈着性腱板炎Calcification Tendonitis

石灰化沈着性腱板炎について

SYMPTOMS

石灰化沈着性腱板炎とは

腱板とは肩にある4つの腱(肩甲下筋腱・棘上筋腱・棘下筋腱・小円筋腱)の総称で、肩関節を安定させ、動かすための重要な役割を担っています。
この腱板の中にカルシウム(石灰)が沈着して起こる炎症のことをいいます。

症状

夜間に急激な痛みに襲われることが多く、眠れないほどの痛みを伴う方もいれば、じわじわ痛みがでてくる方もいらっしゃいます。慢性化すると筋肉の萎縮も始まります。
レントゲン撮影で石灰化の有無を確認します。

治療方法について

まず手術ではなく保存的療法を選択します。
保存療法では鎮痛剤や抗炎症剤の内服や石灰化部への注射を行います。
痛みを抑えるために安静にしてもらうのですが、安静にしすぎると肩が動きにくくなってしまいますので、早く痛みを和らげて肩の動かすリハビリも行っていきます。
強い痛みが半年以上続く場合は手術を勧めることもあります。
当院は肩関節専門の医師も在職していますので、予約し診察を受けていただく事も可能です。

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