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胸腰椎圧迫骨折Thoracolumbar Compression Fracture

胸腰椎圧迫骨折について

SYMPTOMS

胸腰椎圧迫骨折とは

背骨は背中辺りの脊椎を胸椎、腰の辺りの脊椎を腰椎と名前がついています。
その背骨の骨が何らかの圧力で潰れてしまった状態を胸腰椎圧迫骨折といいます。
原因は転倒して尻もちを着いた時に骨折する場合もあれば、咳やくしゃみをした時などに起こることもあります。
骨粗鬆症の方は骨の量が減り弱くなっていますのでおのずと中高年の女性に多くみられます。
胸椎と腰椎の境目(胸腰椎移行部)が多く骨折します。

症状

腰や背中に痛みが生じて腰や背中が曲がっていきます。
背が低くなった(1.5cm以上)と思われる方は要注意です。
腰の痛みはもちろん、寝起きや立ち上がる時に痛みが悪化します。

治療方法について

レントゲン検査で確認しますが、レントゲン検査では判断が難しい場合はMRI検査を行なっていただきます。
骨粗鬆症の方には骨粗鬆症の治療も開始します。
コルセットで固定し安静に保します。
痛みに止めの内服薬。
痛みが激しく、下肢の痺れや痛みを伴った重度の圧迫骨折の場合は手術を勧めます。
当院は脊椎専門医も在職しておりますので、より専門的な診療が可能です。保存療法で効果が出ない方や、手術を悩まれておられる方がいらっしゃいましたら気軽にお声かけください。

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