半月板損傷Meniscus injury

半月板損傷について

SYMPTOMS

半月板損傷とは

半月板とは、膝の関節の中にあるC型をした軟骨様の板で膝のクッションの役割を果たしています。
膝は曲げたり、伸ばしたり、捻ったり様々な動きを行います。半月版がその動きを補助しているのですが、反面大きな負担もかかっています。
加齢や激しいスポーツや事故などにより半月板が傷つき、ヒビや断裂した状態を半月版損傷といいます。

症状

半月板損傷になると、膝の曲げ伸ばしがしにくくなります。膝を完全に伸ばすことが難しくなったり、逆に曲げ切ることができなかったり動かそうとした時に激しい痛みが生じることがあります。
重症の場合は断裂した半月板の一部が関節の隙間に入り込み激しい痛みと関節をうごかせなくなるロッキングという症状が現れることもあります。
また、関節の中で炎症を起こして水が溜まったり、出血して血が固まることもあります。

治療方法について

レントゲン画像とMRI画像で診断をします。

●保存療法

痛み止めの内服や、リハビリで運動療法を行い、膝に水が溜まる場合は水を抜いて潤滑性と抗炎症作用が期待できるヒアルロン酸注射を行います。

●手術療法

半月板には栄養を送り込むための血管が半月板全体の10%~25%しかありません。
その為に損傷した半月板は修復せず痛みが酷い方は手術になります。
手術の種類には縫合術と切除術があります。名前のとおり痛んだ箇所を縫うか切除する内容です。ただし手術をしたとしても痛みが残ったり、変形性膝関節症に以降してく事が分かっています。

●再生医療

当院では傷ついた半月板を修復し回復が期待できる再生医療(ASC療法:脂肪由来幹細胞治療 PRP療法:多血小板血漿治療)を行うことができます。
入院不要、注射のみの切らない治療で現在最新の治療になります。
詳しくはふどう整形外科クリニックホームページの「膝関節再生医療」をご覧ください。
当院はスポーツ整形外科専門医(平松医師)も在籍しています。手術についてのご相談も可能ですのでご利用ください。

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