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お知らせNEWS

2022.08.31

滑膜ヒダ障害(たな障害)

髄膜ヒダ障害(たな障害)について

SYMPTOMS

滑膜ヒダ障害(たな障害)とは

滑膜ヒダ(たな)は膝蓋骨(お皿)の内側にあり日本人の50%の確率で存在します。棚のような仕切り模様の軟部組織なので「たな」と呼ばれています。
滑膜ヒダは人間の進化の過程で発生期の遺残と言われています。
滑膜ヒダが体質的に大きかったり、太い場合運動事に膝の間に挟まったり、突っ張る事により炎症や痛みが起こります。

症状

歩行時やランニングなど運動時に膝のやや内側に痛みがあり、何かがひっかかる感じがします。
膝を押すと痛みがでます。曲げ伸ばしにも制限が出たり腫れたりする事もあります。

治療方法について

保存療法として、安静にしていただきます。痛み止めの薬や湿布で痛みを緩和し、膝の柔軟性を高めるためのリハビリも行います。
関節内にステロイドと局所麻酔の関節内注射を行います。
保存療法で強い痛みが治らない場合は関節鏡使った手術で滑膜ヒダの切除を行います。

2022.08.31

オスグッド病

オスグッド病について

SYMPTOMS

オスグッド病とは

主に成長期の子供が、膝の前部と下部に痛みや、皮膚が赤くなったり、熱っぽさを感じる病気です。この病気は脚の使い過ぎによって起こります。
太ももの筋肉(大腿四頭筋)は膝のお皿(膝蓋骨)を介して膝蓋靱帯として脛の骨(脛骨)にくっついています。膝関節の屈伸する動作を過剰に行なった時に脛の骨に負荷がかかり成長軟骨が剥離してしまった状態をいいます。
バスケットボールやサッカーなどスポーツを活発に行う10才~15才に多く見られます。

症状

脛骨結節(脛の骨)が徐々に盛り上がってきて痛みを生じます。
赤くなったり、熱をもったりする場合もありますが休むと痛みは和らぎます。

治療方法について

レントゲン画像で診断を行います。
現在行っているスポーツを一旦お休みする事が大切です。
膝に負荷をかけない事が大切で痛みがある時は患部をアイシング(氷で冷やす)し消炎鎮痛剤の内服やテーピングによる膝蓋靱帯の負担を軽減させます。
一般的に、試合形式の練習復帰まで、初期症状であれば平均6週間、症状が進行していた場合には平均13週間かかります。

2022.08.31

陳旧性胸腰椎圧迫骨折

陳旧性胸腰椎圧迫骨折について

SYMPTOMS

陳旧性胸腰椎圧迫骨折とは

背骨は背中辺りの脊椎を胸椎、腰の辺りの脊椎を腰椎と名前がついています。
その背骨の骨が何らかの圧力で潰れてしまった状態を胸腰椎圧迫骨折といいます。
陳旧性とは古いという意味で、新しい圧迫骨折を新鮮圧迫骨折。時間が経過した骨折を陳旧性圧迫骨折といいます。
骨粗鬆症の高齢の女性によく見られます。

症状

腰や背中に痛みが生じて腰や背中が曲がっていきます。
背が低くなった(1.5cm以上)と思われる方は要注意です。
腰の痛みはもちろん、寝起きや立ち上がる時に痛みが悪化します。

治療方法について

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レントゲン検査で確認します。新鮮圧迫骨折か陳旧性圧迫骨折か判断するにはMRI検査を行なっていただきます。
陳旧性圧迫骨折がある方は骨粗鬆症も併発していますので同時に骨粗鬆症の治療も開始します。
コルセットで固定し安静に保ちます。
痛み止めの内服薬。
痛みが激しく、重度の圧迫骨折の場合は手術を勧めます。
当院は脊椎専門医も在職しておりますので、より専門的な診療が可能です。保存療法で効果が出ない方や、手術を悩まれておられる方がいらっしゃいましたら気軽にお声かけください。

2022.08.31

腰部脊柱管狭窄症

腰部脊柱管狭窄症について

SYMPTOMS

腰部脊柱管狭窄症とは

腰椎とは腰の骨の総称です。
加齢を背景に腰椎が変形すると、椎間板の突出、黄色靱帯の肥厚、椎間関節の変性が起きてきます。それに伴い背骨の中にある神経の通り道である脊柱管が狭くなり、神経を圧迫する疾患です。

症状

腰部の痛み。
脊柱管狭窄症が進行すると、歩行中に痛みが生じ長く歩くことが難しくなります。少し休むとまた少し歩けるようになります。このような現象を間欠性跛行といいます。

治療方法について

レントゲン検査と徒手検査で診療を行いますが、症状によってMRI検査を行います。
痛みを抑えるために消炎鎮痛剤を使用します。神経の腫れにはビタミンB12が有効で神経性疼痛抑制薬を使用します。筋肉の腫れが強い時は筋弛緩剤を併用します。血流を良くする為に血管拡張薬も併用します。
内服薬と同時に腰椎牽引や電気治療、理学療法によるリハビリ加療を行います。
疼痛が続く場合はブロック療法を行うこともあります。
ブロック療法とは神経や神経の周辺に局所麻酔薬を注射して痛みを取り除く方法です。
痛みを取り除くことで血流がよくなり、筋肉のこわばりもなくなります。
一回で痛みが完治するものではなく患者様の症状によって複数回実施する場合があります。
上記の保存療法を行なっても、下肢の筋力低下が著しい方や歩行障害を伴う場合は手術の提案もさせていただきます。
当院は脊椎専門医も在職しておりますので、より専門的な診療が可能です。保存療法で効果が出ない方や、手術を悩まれておられましたら気軽にお声かけください。

2022.08.31

腰椎椎間板ヘルニア

腰椎椎間板ヘルニアについて

SYMPTOMS

腰椎椎間板ヘルニアとは

腰椎とは腰の骨の総称で、椎間板とは骨と骨の間にある軟骨で衝撃を吸収するクッションの役目をしています。
椎間板は中心の「髄核」と髄核を取り囲む「線維輪」で構成されています。ドーナツに例えると真ん中の空洞の所が髄核で周りは線維輪というイメージです。
その椎間板の髄膜が硬膜側(背中方向)に飛び出している状態を椎間板ヘルニアと言います。
レントゲン検査や徒手検査を行い、ヘルニアを疑う場合はMRI検査を受けていただきます。

症状

後ろに突出した椎間板が腰椎内部のトンネルを走行している脊髄神経や神経の枝である神経根を圧迫してしまいます。
圧迫されることで腰や臀部痛みが出現します。
下肢に痺れや痛みが放散したり、足に力が入りにくくなります。

治療方法について

痛みを抑えるために消炎鎮痛剤を使用します。神経の腫れにはビタミンB12が有効で神経性疼痛抑制薬を使用します。筋肉の腫れが強い時は筋弛緩剤を併用します。
内服薬と同時に腰椎牽引や電気治療、理学療法によるリハビリ加療を行います。
疼痛が続く場合はブロック療法を行うこともあります。
ブロック療法とは神経や神経の周辺に局所麻酔薬を注射して痛みを取り除く方法です。
痛みを取り除くことで血流がよくなり、筋肉のこわばりもなくなります。
一回で痛みが完治するものではなく患者様の症状によって複数回実施する場合があります。
上記の保存療法を行なっても、下肢の筋力低下が著しい方や歩行障害を伴う場合は手術の提案もさせていただきます。
当院は脊椎専門医も在職しておりますので、より専門的な診療が可能です。保存療法で効果が出ない方や、手術を悩まれておられる方がいらっしゃいましたら気軽にお声かけください。

2022.08.31

胸腰椎圧迫骨折

胸腰椎圧迫骨折について

SYMPTOMS

胸腰椎圧迫骨折とは

背骨は背中辺りの脊椎を胸椎、腰の辺りの脊椎を腰椎と名前がついています。
その背骨の骨が何らかの圧力で潰れてしまった状態を胸腰椎圧迫骨折といいます。
原因は転倒して尻もちを着いた時に骨折する場合もあれば、咳やくしゃみをした時などに起こることもあります。
骨粗鬆症の方は骨の量が減り弱くなっていますのでおのずと中高年の女性に多くみられます。
胸椎と腰椎の境目(胸腰椎移行部)が多く骨折します。

症状

腰や背中に痛みが生じて腰や背中が曲がっていきます。
背が低くなった(1.5cm以上)と思われる方は要注意です。
腰の痛みはもちろん、寝起きや立ち上がる時に痛みが悪化します。

治療方法について

レントゲン検査で確認しますが、レントゲン検査では判断が難しい場合はMRI検査を行なっていただきます。
骨粗鬆症の方には骨粗鬆症の治療も開始します。
コルセットで固定し安静に保します。
痛みに止めの内服薬。
痛みが激しく、下肢の痺れや痛みを伴った重度の圧迫骨折の場合は手術を勧めます。
当院は脊椎専門医も在職しておりますので、より専門的な診療が可能です。保存療法で効果が出ない方や、手術を悩まれておられる方がいらっしゃいましたら気軽にお声かけください。

2022.08.31

滑液包炎

滑液包炎について

SYMPTOMS

滑液包炎とは

滑液包とは腱または筋が骨の上を通るとき、運動の摩擦を少なくするため粘りのある滑液を含んだうすい袋のことをいいます。
激しい運動や圧迫によって滑液包に摩擦が起きると滑液包に炎症が起こることで痛みが生じます。

症状

動かすと痛みがあり、皮膚に近い滑液包で炎症が起こると腫れて厚痛がみられます。

治療方法について

安静とステロイド薬を滑液包に注射を行います。

2022.08.31

足底腱膜炎(足底筋膜炎)

足底腱膜炎(足底筋膜炎)について

SYMPTOMS

足底腱膜炎とは

足底腱膜とは足の裏のかかとから指先の付け根まで伸びている繊維のことをいいます。足底腱膜は土踏まずを支える役割をしていて足への衝撃を緩和させるクッションの働きもしています。
その足底腱膜炎に負荷がかかることで、クッションの機能が低下し測定腱膜炎と骨の付着部に痛みがでる疾患です。
マラソンやハイキングなどで足をよく使う方や、スポーツをされていなくても立ち仕事の方や高齢の方によく見られます。

症状

あしのかかと部分が痛い。
朝起きてから最初の一歩が痛い。
急に動き出した時に痛い。
などの症状がみられます。

治療方法について

レントゲン画像で確認します。
消炎鎮痛剤の内服やリハビリで運動療法を行います。
患部にステロイドと局所麻酔の注入を行います。
インソールの作成を行います。
痛みが強い方や症状が良くならない方には足底腱膜を切除する手術もありますが、成績があまり良くありません。
当院では手術をせずに注射で治療をするPRP療法も自己多血小板血漿注入療法)行っています。
PRP療法の詳細は当院ホームページの膝関節再生医療コーナーにある「PFC-FD™️療法」をご覧ください。

2022.08.31

外反母趾

外反母趾について

SYMPTOMS

外反母趾とは

足の親指の付け根がくの字のように飛びだし、指先が小指側に曲がってしまった状態です。
成人のおよそ30%に認められるといわれており、特にハイヒールを履く女性の中で急増しています。

症状

靴を履くと足の付け根が痛くなり赤く腫れてきます。
足の親指がくの字に変形してきます。
足の裏にタコができ歩行中の痛みも出てきます。

治療方法について

レントゲン画像で指の変形を確認します。
ハイヒールなどご自身の足に合わない靴は避けていただきます。
自分の足に合わせたインソールを当院で作成をしたり、運動療法を行います。
極度に変形した骨は手術をするしか戻りません。変形する前に早期の受診をお勧めします。
当院の装具技師はプロスポーツ選手をバックアップしている、フットケアを得意とする会社(ADAPT社)を採用しています。是非お気軽にご相談ください。

2022.08.31

橈骨遠位端骨折

橈骨遠位端骨折について

SYMPTOMS

橈骨遠位端骨折とは

橈骨遠位端骨折とは

前腕は橈骨と尺骨という2本の骨で構成されているのですが、橈骨の手首側が骨折する事を橈骨遠位端骨折といいます。

転倒した時に手のひらをついた時によく骨折します。特に閉経後の中年以降の女性は骨粗鬆症で骨が弱くなられている方が多い為、中高年女性によくみられます。

症状

手首の痛み。

骨折から短時間で腫れがみられます。

治療方法について

原則として整復とギプスやギプスシーネ固定に保存治療を行います。

固定期間は3〜4週間になります。

整復できない、整復してギプス固定しても再転位するような不安定骨折では手術になります。

同時にリハビリも行います。

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